Microsoft Translator Text API のcategoryを"generalnn"にすると翻訳精度が飛躍的に向上する

Microsoft Translator Text APIを自作のWebアプリに組み入れて翻訳させても翻訳精度が悪くて使い物にならない、というかiOSアプリや Androidアプリと翻訳結果が違っている、という状況に陥っていました。これについて日本マイクロソフトの中の人に直接問い合わせておりましたが、先日日本マイクロソフトの某パートナー企業の人からcategory="generalnn"にすると解消するという貴重な情報をいただき、その通りにすると改善しました。何も指定しない場合は、デフォルトのcategory="general"になるそうです。ちなみに"generalnn"の最後の"nn"というのはニューラル・ネットワークの事でしょうか? こちらに良い記事がありました。

Microsoft Translator launching Neural Network based translations for all its speech languages – Translator

おそらくデフォルトのcategory="general"は、統計学機械翻訳を行うもので、category="generalnn"は、ディープ・ニューラル・ネットワークによる翻訳を行う、という事なのでしょう。

という事で、以前Githubに公開したライブラリにもcategory="generalnn"を加えておきました。

github.com