愛用の12インチMacbookにTensorFlowをインストール
今回が2回目の投稿ですがいきなりプログラミングのお話です。
Pythonの機械学習ライブラリTensorFlowを愛用のMacBookにインストールしてみました。 手順は以下の通りです。 Installing TensorFlow on Mac OS X | TensorFlow
ちなみにTensorFlowは今までWindowsに対応していませんでしたが、バージョン 0.12からWindowsをサポートするようになりました。これにより、Windows機でもVirtualBoxやDockerを使う必要がなくなりました。 yaju3d.hatenablog.jp
Windows用のTensorFlowのパッケージはPython3.5の64bitが必要ということで、32bitのWindowsは未対応とのことです。(職場のWindowsは32bit版なのでダメですね。まだMacを使うしかありません。) www.yujakudo.com
さて本題に入ります。私のPython環境はAnaconda依存にしてますのでTensorFlowのインストール手順もAnaconda環境に配慮したものになります。手順書でいうと以下の部分からスタートになります。
Anaconda環境でインストールする方法:
手順1)Terminalで次のコマンドを入力し、tensorflowという名前のconda環境を作成します。
$ conda create -n tensorflow
手順2)次のコマンドでconda環境をアクティブにします。
$ source activate tensorflow
これで先ほど作成したtensorflowという名のconda環境がアクティブになりました。(tensorflow)が表示されているのが分かるかと思います。
(tensorflow)$
手順3)次にこのconda環境下でpipを使ってTensorFlowをインストールします。
(tensorflow)$ pip install --ignore-installed --upgrade $TF_PYTHON_URL
*$TF_PYTHON_URLは予約語です。この部分にはTensorFlowのパケージが置かれてあるURLを入れてください。例えば、CPU専用バージョンのTensorFlow (Python 3.4, 3.5対応版)をインストールするならURLは以下の通りです。 https://storage.googleapis.com/tensorflow/mac/cpu/tensorflow-1.0.1-py3-none-any.whl
GPU対応版は以下の通り: https://storage.googleapis.com/tensorflow/mac/gpu/tensorflow_gpu-1.0.1-py3-none-any.whl
私の場合初めはGPU対応版を入れたのですがなぜか動作しませんでしたので、一旦
$ pip uninstall tensorflow
でアンインストールし、CPU専用バージョンを入れ直しました。
(なおこれは上記で作成したconda環境下で
(tensorflow)$ pip uninstall tensor flow
としなくてもきちんとアンインストールされました。)
横道にそれましたがCPU専用バージョンをインストールする場合は以下の通りコマンド入力してください。
(tensorflow)$ pip install --ignore-installed --upgrade https://storage.googleapis.com/tensorflow/mac/cpu/tensorflow-1.0.1-py3-none-any.whl
以下のようにSuccessfully installedと出れば成功です。